アスカ鍼灸治療院、福辻鋭記の腰痛ストレッチで腰痛の自力改善・解消を

「福辻式腰痛ストレッチ」で慢性腰痛を自力で治す!

痛みはどこから来る?

背骨の大切な機能として、からだを支える機能のほかに、脊髄神経と呼ばれる神経組織の保護があげられます。

 

この脊髄神経は、椎体の後ろにある空洞部分(脊柱管 )の中を通 ってい ます。脊髄自体、脳脊髄液という液体で守られています。つまり脊髄神経は、脊柱と脳脊髄液によって、外部の刺激から手厚く守られているのです。

 

脊髄からは、脳からの命令を伝え神経(前根といい、運動をつかさ どる運動神経 )と、脳に情報を伝え神経(後根といい、知覚をつかさどる知覚神経 ) が左右に1対ずつ出ています。

 

さらにそれぞれの神経が合流して1本の脊髄神経となっているため、運動と知覚の両方をつかさどるという重要な役割を担っています。
万一、交通事故などで脊髄神経に損傷を受けると、重い障害が残ったりします。それほどに重要な神経なのです。

 

神経が束になっている腰椎部分

 

脊髄は、第1腰椎ぐらいの高さで終わります。第 腰椎から下では神経束になって走り、ちょうど馬のしっぽのような形をしています。そのためこの部分を、とくに馬尾神経と呼びます。

 

馬尾神経を形成するそれぞれの神経は、脊柱管を出た後、からだや手足 へと走 ります。 各神経がどの筋肉を分担するかはあ らかじめ決められています。そしてその近くの皮膚などの感覚をとらえて、脊髄から脳へと送り返す大切な役目を果たしてい ます。

 

腰痛を感知するいろいろな神経

 

腰を通る神経は、腰椎の椎間孔から腰髄神経として出ます。この腰髄神経は椎間孔から出てすぐに前枝と後枝に分かれ、さらに後枝は、外側枝と内側枝とに分かれます。外側枝、内側枝、前枝の各神経はそれぞれからだのどの部分をつかさどるかが決まっています。

 

なお、正常な椎間板では、線維輪の外側に神経が分布しますが、椎間板がいたんでくると、線維輪の深いところまで分布するようになってより過敏に反応します。

 

痛みが感知される場所

 

このように腰髄神経から枝分かれした神経は、それぞれ分布する場所が異なります。したがって、痛みの元がどこで発生したかによって、それをとら、える神経は異なってきます。

 

たとえば腰部の皮膚、皮下組織、筋肉に原因があれば、後枝の外側枝によって痛みが感知されます。

 

椎間関節やその周囲の靭帯などに原因があれば、内側枝によって感知されます。椎間板や硬膜、その周囲に原因があれば、前枝の洞脊椎神経を刺激して、痛みとしてとらえられることになります。

 

 

 

 

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